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学校長メッセージ

2025.11.28

「安全講習会・ながら運転防止」に関する挨拶

季節は巡り、春夏秋冬の色合いを醸し出し、早や、初冬の季節を迎えています。今年度もあっという間に2学期が終わり、令和7年も終わりを告げようとしています。

本日は全学年の学校行事として「安全講習会・ながら運転防止」についての講話と実施指導を受けることになりました。ご指導賜るのは大阪府警、岸和田警察署の警察官および岸和田市役所の職員の方々です。

毎年、予期もしない自然災害や様々な事故が起こり、かけがえのない大切な命が奪われています。特に身近で悲惨な出来事は交通事故です。交通事故で尊い命が失われた人数は、平成元年は11,000人以上に上っていました。しかし、それ以後、警察等の行政のご尽力と国民の協力で、令和6年は2,663人に減っています。

本校は、交通安全啓発運動、交通事故ゼロキャンペーンでの人文字に協力させていただいた経験が評価され、大阪府警から「Safety Bicycle 推進校」の指定を受けています。また、岸和田警察署からの要請で「Safety Bicycle 推進校」のステッカーをスクールバスに貼り付けて交通安全の推進に努めています。

今回の講習会の目的は「ながら運転」の危険性を認識することです。具体的には、スマートフォン等を把持した状態で自転車を運転させ、設定したコースを走行中、障害物あるいは歩行者を見立てて、その危険性を認識させることにより、いわゆる「ながら運転違反」の減少と交通事故を未然に防止することを目的としています。

交通事故には、自転車に関わる事故が昨今増加しています。乗車時にスマートフォンを見る「ながら運転」をし、ヘルメットを着用しなかったために、重大な怪我をし、時には命を失う事態になっています。また、周りの人々に多大な迷惑をかけています。

本校も多くの生徒たちが自転車通学しています。生徒一人ひとりが今回の「安全講習会・ながら運転防止」を真摯に受け止め、自分の命は自ら守る「自助」の精神を発揮し、万が一の事故に備え、安全な自転車通学ができるよう、「ながら運転」を避け、ヘルメットの着用を励行し、安全な自転車通学をして下さい。

 

 

 

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