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部活動

2025.12.08

自然科学部が自然観察会を実施しました

127日(日),自然科学部は,初冬(晩秋)の里山散策をテーマに自然観察会を実施しました。今回の観察フィールドは,河内長野市にある延命寺(長野公園延命寺地区を含む),観心寺,そして長野公園(長野地区)の3か所です。

歴史ある寺院と豊かな自然が調和する地域で,多様な動植物や地形をじっくり観察することができました。

南海三日市町駅から歩いて40分ほどで,樹齢1000年とも言われる「夕照もみじ」で有名な延命寺に到着します。

途中には,鬼の伝説を伝える「鬼住橋」など風情のある場所が点在します。

当日は天気もよく,冬の気配が一段と深まる中での活動となりましたが,生徒たちは熱心にフィールドワークに取り組みました。

延命寺の裏手に広がる公園では,モミジやイチョウの残り紅葉,常緑樹の特徴などを確認しながら,石仏の並ぶ散策路を歩きます。

そこから,奥河内随一の名刹・観心寺に向かい,国宝の金堂をはじめ,後村上天皇陵,楠木正成像などを巡りました。

最後の長野公園(長野地区)では,部員たちも童心に帰って楽しい時間を過ごしながら,季節による生態系の変化についても学ぶことができました。

参加した生徒からは

「実際に歩いて見ることで季節による自然の表情の違いがよく理解できた」

「身近な里山にも多くの発見があった」

といった感想が寄せられ,充実した活動となりました。

自然科学部では,今後もフィールド観察を通じて自然への理解を深め,科学的な視点と探究心を育む活動を続けていきます。

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