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部活動

2025.05.26

自然・科学部 ハイキング(自然観察会)@交野市

5/25(土),自然・科学部で大阪府交野市の「大阪公立大学附属植物園」と「大阪府民の森 ほしだ園地」に出かけてきました。

明け方まで雨が降り続き,天候が心配されましたが,活動中はほとんど雨に合うこともなく,自然観察を楽しむことができました。

午前10時に京阪私市(きさいち)駅に集合した部員10名と顧問は,まず駅からほど近い大阪公立大学附属植物園を訪れました。

この植物園は,2022年に大阪市立大学附属植物園から現在の名称になったもので,1950年の開設ということですから,75年の歴史を誇ります。

甲子園球場6.6個分の広大な敷地に(ちなみに近大泉州は甲子園球場1.7個分),日本を代表する11の樹林型(照葉樹林5エリア,落葉樹林3エリア,針葉樹林3エリア)が生態展示されているほか,外国産樹木を大陸ごとに植栽したエリアもあり,バイオームの違いを体感することができるようになっています。

花の展示を中心とした植物園が花の種類によってエリアを分けて植えられているのと同様に,「森林の種類」によってエリアを分けて植えられているというスケールの大きな植物園です。

部員たちは,樹木だけでなく,そこに生息するカエルなどの小動物にも関心を寄せて観察していました。

植物園での観察を終えた後,植物園から徒歩で40分ほどのところにある「大阪府民の森 ほしだ園地」に向かいました。

途中の道は,車道とは別に天野川ぞいの未舗装の散策路となっており,森林浴をしながらの快適なハイキングを楽しめます。

この天野川は,その名前から七夕伝説発祥の地とされ,交野市は「星のまち」としても知られています。

「ほしだ園地」に到着すると入口付近の「わんぱく広場」で昼食休憩としましたが,この広場には「なみはや国体」の競技場にもなった本格的なクライミングウォールがあり,壮観です。

昼食後は,いよいよ今回の「メインイベント」とも言える,この園地の名物「星のブランコ」を渡ります。

「星のブランコ」とは,地上から最大50mの高さに架けられた全長280mの木床版吊り橋で、人道吊り橋としては全国最大級の規模です。

その後は,京都から吹田までを見渡せる展望台をへて,ちょっとした「山歩き」で広場に戻って小休止。

そこから往きと同じ道で交野駅まで歩いて解散となりました。

晴天とは言えない1日でしたが,心配していた暑さもほとんど感じることのない涼しい日で,充実した自然観察会となりました。

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