学校行事
2025.11.21
高校2年生対象 AED講習会を実施しました
11月19日(火)、本校にて高校2年生および教員を対象とした AED講習会 を実施しました。
本講習会は 大阪ライフサポート協会 の主催により開催され、岸和田消防署の職員の方々にもボランティアインストラクターとしてご協力 いただきました。
当日は、以下の時間帯でクラスごとに講習を行いました。
3・4限:A組(理系)、B組、C組
5・6限:A組(文系)、D組、E組
講習では、心肺蘇生法(胸骨圧迫)AEDの正しい使用方法を中心に、救命措置の基礎と重要性について学びました。
また、インストラクターの方々からは、実際の 救命事例 や、救助が間に合わなかった 心停止事例 の紹介があり、生徒たちは「一瞬の判断」と「行動する勇気」が命を左右することを深く理解しました。
さらに今回は、本校に関わる実例 についてもお話しいただきました。
本校が「飛翔館」であった時代、野球部の公式戦において、投手がピッチャー返しの打球を胸部に受け 心停止 に陥った際、周囲の迅速な判断と AEDの使用によって命が救われた という出来事です。生徒たちは「自分たちの学校で起きた救命例」に強い関心を寄せ、講習への意欲が一層高まりました。
実技では、マネキンと訓練用AEDを用いて胸骨圧迫のリズムや深さ、音声指示に従った安全確認の方法などを丁寧に学び、全員が真剣に取り組みました。
講習後には、
「AEDが実際に命を救ってきたことを知り、自分も使えるようになりたい」
「心肺蘇生の実技を通して、行動できる自信がついた」
「今後、心肺蘇生やAEDが必要な場に出くわしたら積極的に協力したい」
「AEDの重要性を周囲にも伝え、普及に協力していきたい」
といった前向きな声が多数寄せられました。
講習の最後には、受講した全員が 大阪ライフサポート協会より「受講証」を一人ずつ受け取りました。
生徒たちは達成感とともに、学んだ内容を今後に活かしたいという思いを新たにしていました。
今回の講習を通して、生徒たちは「命を守るために自分ができること」を深く学び、社会で役立つ救命スキルを身につける大変貴重な機会となりました。









