学校行事
2022.07.01
1学年 宿泊研修(1日目)
1年生の生徒は6月30日(木)から3日(土)までの2泊3日の日程で、滋賀県方面での宿泊研修に参加しています。
初日は滋賀県守山市の琵琶湖大橋の近くにあるびわ湖スカイアドベンチャーでアクティビティを行いました。今年は好天に恵まれた中、ハイエレメントとローエレメントを体験しました。ハイエレメントでは、地上8メートルの高さに設置されたアスレチックコースで丸太やロープをわたるなど、15種類のアクティビティをクリアしていきます。生徒たちは普段体験することの無い高さでの不安定な環境に、悪戦苦闘しながらコースに臨んでいました。また、地上からは応援やアドバイスの声が届けられており、余裕が出来た生徒は地上との掛け合いを楽しみながら取り組んでいました。一方、ローエレメントではインストラクターの方々の指示のもとでチームビルディング体験が行われました。生徒同士がチームを作って声をかけ合い、助け合うことで様々な課題をクリアしていきました。
体験の終わりには、インストラクターの方から、一歩を踏み出す勇気と、人の和を大切にすることで、様々な困難を乗り越えることが出来ることをお話しいただきました。
スカイアドベンチャーでの活動を終え、宿泊先の琵琶湖大津プリンスホテルに向かいました。チェックインして制服に着替えた後、近畿大学の説明会が行われました。
今回は、近畿大学の入学センターから屋木清孝先生をお招きして、「これからの大学入試と進路選択」という演題で講演をいただきました。高校1年生として、3年間で大きく伸びるためには、まず将来の夢をしっかり考えて卒業後の進路に向けて行動を起こすことが大切なことをお話しいただきました。また、現在の大学入試を取り巻く状況を説明して頂きました。また、進路選択の一つとして、近畿大学の学部と、大学が次々に発表している研究成果の一端について具体的に説明して頂き、大学生活に向けての希望が高まるお話をして頂きました。生徒たちは屋木先生の分かりやすい説明に、すっかり聞き入っていました。
講演の後は夕食です。昨年度と同じく、今年も新型コロナウイルスの感染拡大に配慮した形で、ビュッフェスタイルではなく生徒一人一人に配膳される形となりました。生徒たちの中には積極的にごはんのお代わりをする人もいて、講演と学習会の合間に、適度なリラックスが出来る時間となりました。
夕食・入浴の後は、来週にはじまる期末考査に向けて、学習会が行われました。今回は国語の問題演習と解説が行われ、その後は各自で自主的に計画を立てて試験勉強に取り組みました。国語科の川出先生からは、期末試験の範囲をふまえた質問が出題され、また後半の自習時間では、国語以外にも数学や英語に取り組みつつ、各教科の先生方に質問する姿が見られ、生徒たちの真剣な姿勢が見られました。
学習会の後は部屋に戻って就寝となりましたが、部屋に戻った後も、各自の部屋で勉強に取り組む生徒が多く、消灯まで頑張っている様子がうかがえました。仲間と一緒に学ぶことで、さらなる向上を目指してほしいと思います。