学校行事
2022.07.02
1学年 宿泊研修(2日目)
宿泊研修2日目です。例年にない早い梅雨明けのおかげで、今日も快晴に恵まれています。しかしその一方で、気温も高くなることが予測されるので、猛暑の方が心配ではあります。
今朝は6時30分起床の予定で、モーニングコールを設定していたのですが、昨夜の学習会に際して、「朝から勉強したい」との要望が多く、急遽早朝6時前に学習会場を自習室として開けていただきました。当日は50名近く、生徒数の三分の一程の生徒が会場に勉強道具持参で移動して先生方に質問しながら勉強に取り組んでいました。
朝の7時から、全体を2班に分けての朝食となります。朝食も昨夜同様、一人一人に配膳される形で行われます。滋賀県産の素材を積極的に取り入れたメニューが人気の大津プリンスホテルですが、生徒たちは朝からお代わりをする等、しっかり食事を摂っていました。
研修2日目は、昨夜の屋木先生の近畿大学説明会でお話しして頂いた内容をふまえて、様々な大学の可能性を知るために京都の2大学を訪問します。まず最初に京都産業大学を訪問しました。入学センターの方から様々な学部と研究内容や、京都での学生生活についてお話しして頂きました。
説明会の後は、京都産業大学の学生ガイドの方によるキャンパスツアーが行われました。学年全体を9グループに分けて、グループごとに様々な学部から学生の方がガイドを務めていただき、キャンパス内を見学させていただきました。今回の見学は、オープンキャンパスの様なイベントではなく、大学生が実際に授業を受けている、実際の学生生活を見ることが出来る機会として設定されました。予想通りの強い日差しの下ではありましたが、希望者には日傘を貸し出していただき、広大なキャンパス内を見学し、学生食堂での昼食も体験することが出来ました。
京都産業大学を出発して京都市内を横断し、京都先端科学大学の太秦キャンパスを訪問しました。京都先端科学大学では、入学センターの方から、「京都発世界人材の育成・輩出」をテーマに、現在の日本がどのような問題に直面しているのかを、1980年代から現在までの40年間に起こった変化を具体的に振り返りながらご講演頂きました。大学レベルでの専門的な分析に生徒たちは真剣に聞き入っていました。プログラムの後半では、京都先端科学大学の学部・学科や研究内容についてお話し頂きました。
生徒たちは今回の研修中に近畿大学・京都産業大学・京都先端科学大学という3つの総合大学について知ることとなり、キャンパスでの大学生の様子を見ることも出来ました。
1年生は先週のホームルームで、7月末の三者懇談に向けての進路希望アンケートが配られています。自分のやりたい夢を探し、それに必要な学びを目指すための、貴重な体験をすることが出来ました。
大学訪問を終えて大津プリンスホテルに帰ってきました。今日は入浴・夕食の後、数学の問題演習と試験対策の学習会が開かれます、
夕食は昨夜の洋食に代わり、和食が配られました。生徒たちはホテルでの最後の夕食を楽しんでいました。
夕食後、まずは数学の学習会が開かれました。数学Ⅰ・数学Aそれぞれについて、期末考査を想定した小テストが配られます。生徒たちは時折頭を抱えながらも、問題に取り組んでいました。
制限時間となった所で、正解が配られ、まずは自己採点が行われました。生徒たちの間では、満足感に満ちた声と、焦りの声とが入り混じっています。
自己採点の後、数学科の光本先生から、各問題のポイントについて解説が行われました。その後、自習時間が設定され、それぞれが試験勉強に取り組みました。先ほどの問題についても、先生方に質問する姿が見られました。試験前に先生方と共に勉強できる時間を有効に使っていました。そして学習会終了後、石堂先生から明日の日程と諸注意が説明されました。今日も学習会終了後、学習会場が点呼前の22時まで開室され、また明日の朝も6時から学習会会場を開けて自習時間が設定されることになりました。
明日は研修の最終日です。英語の学習会と、試験前最後の合同試験勉強、そして大津を出発した後は、途中の信楽で作陶体験をしつつ、高校に向かう予定です。