２学年AED講習会実施（10/18）

１０月１８日（水）２年生全員を対象としたＡＥＤ講習会を実施しました。

大阪ライフサポート協会のインストラクターの先生方及び岸和田消防の方々の熱心なご指導の下、約２時間、心肺蘇生法の中で最も重要な胸骨圧迫とＡＥＤの使い方について実習しました。

一部の教職員も生徒と共に参加し、学びました。

かつて、本校の野球部員の生徒が公式試合中に、一時心肺停止状態になるという事故がありました。

しかし適切な心肺蘇生法実施とＡＥＤの使用によって、一命を取り留めました。

「少しの知識と少しの勇気があれば、高校生でも救える“いのち”があるということを知ってもらい、“いのちを大切に思うこころ”を身をもって感じてほしい」そのような思いを込めて、本校では毎年継続してＡＥＤ講習会を行っています。

初めは大きな声を出すことに恥じらいを持っていた生徒も、最後には大きな声で助けを呼んだり、真剣に胸骨圧迫を行っていたり、積極的にインストラクターさんに質問をする姿がみられました。

この講習会を通じて生徒達は、知識や手技はもちろんのこと、様々なことを学んだのではないでしょうか。

＜生徒の感想よ＞＞

◇いつどこでこのようなことがあるかわからない時、自分が知っていることで、一人でも助けられるかもしれないということが、意義があったと思いました。

◇自分には関係ないと正直思っていたけど、講習を受けてみて自分と同世代の人でも心停止することもあるし、その時にちゃんとした対応をとれるだけで命を救えるから、講習を受けて良かったと思う。町中でもしっかり行動できるようになったと思う。

◇初めての実践で不安しかありませんでしたが、インストラクターさんが常にサポートしてくださったのでできました。実際になると難しくできなくなるかもしれませんが、勇気を出してできるような役に立てる人間になりたいと思いました。