学校行事
2024.11.05
2学年 ハワイ修学旅行(4日目)
修学旅行4日目、早いものでハワイ滞在最終日を迎えました。
滞在中、朝はきまって雨が降っていましたが、この朝は快晴でした。
お世話になったワイキキリゾートホテルともお別れです。
日本航空利用のC・D組は、ホテルを8時に出発しました。
ハワイアン航空利用のA・B組は、ホテルを11時に出発しました。
ダニエル・K・イノウエ国際空港に到着し、チェックイン、セキュリティチェックへと進みます。出国手続きを終えた生徒たちは、最後の買い物を済ませます。
ハワイアン航空が出発したターミナル1には、空港の名前の由来であるダニエル・ケン・イノウエ氏を記念する展示コーナーがありました。
彼は日系2世としてホノルルに生まれ、真珠湾攻撃後に日系人で編成され、アメリカ陸軍で最も勲章を授与された部隊となった第442連隊戦闘団に所属しヨーロッパ戦線を転戦しました。大尉で退役後、戦闘で右腕を失ったため医学の道を断念しましたが、ハワイ大学で学び、ワシントン大学ロースクール修了後、他の日系2世とともに、銀行の融資を受けられない日系人をはじめとする移民のためにセントラル・パシフィック銀行を設立、社会的経済的不平等の改善に戦いの場を移しました。その後、その戦いは政界に場を移し、連邦下院・上院議員を歴任、経歴は50年以上におよび、民主党の重鎮のひとりとして尊敬を集めました。
C・D組を乗せた日航機791便は、現地時間11月1日(金)11時50分にホノルルを出発、日本時間翌2日(土)15時22分に関西国際空港に到着しました。
A・B組を乗せたハワイアン航空機449便は、現地時間11月1日(金)14時39分にホノルルを出発、日本時間翌2日(土)18時26分に関西国際空港に到着しました。
火山と海が作り出したハワイの大自然を体感し、先住民と移民が織りなす豊かな文化に触れ、真珠湾で第2次世界大戦の記憶を継承する・・・3泊5日のあわただしい日程ながら、密度の濃い体験を得た修学旅行でした。







