学校行事
2023.11.05
2学年 ハワイ修学旅行(4日目)
修学旅行4日目、最終日です。今日もホノルル市街は晴天。
行程の間、夜に雨が降っていましたが、活動中は全て好天に恵まれました。
生徒たちは昨夜でハワイにおける全てのプログラムを終え、今日は飛行機で日本へ向かいます。
搭乗する飛行機ごとに、2つのグループに分かれて集合し、空港に向けて出発します。
生徒たちは最終日、制服に着替えて集合しました。
ホテル出発前、各グループはそれぞれ、校長先生から「家に帰って『ただいま』を言うまで、緊張感を持って、そして無事に帰宅する様に」と最後の言葉を頂いて出発しました。
バスでホノルルのダニエル・K・イノウエ空港に到着した生徒たちは、アメリカからの出国手続きを行い、搭乗ゲートに向かいます。
関西国際空港では不安そうな様子だった生徒たちも、慣れた感じでパスポートチェックとスーツケースの機内受託手続きを済ませ、ゲートに向かいました。
実は今回の修学旅行ではアメリカから参加した生徒が1名います。
アメリカのシカゴのハイスクールで2023年度(9月開始)から長期留学を行っているB組の大塚君です。
ご両親の承諾を得てダニエル・K・イノウエ空港で合流し、クラスメートと修学旅行を共に過ごすことが出来ました。
本人に話を聞くと、現地での生活にはすでに慣れてきたが、高校での授業に言葉を理解しながらついていくのは中々大変だとのことでした。
その大塚君ともここでお別れです。アメリカ本土への飛行機を待つという大塚君には、校長先生からも今後の留学生活を有意義に過ごすようにと激励の言葉がかけられました。
手荷物などのセキュリティチェックも無事に通過した生徒たちは、出発30分前に再集合し、飛行機に搭乗しました。
西に向かう帰路は、偏西風の影響で往路より40分ほど長い8時間超のフライトになります。
8時間超のフライトが終わって日本に到着しました。
さすがに生徒たちも安心した表情が目立ちます。
スーツケースを受け取り、クラスごとに担任から明日以降の行動について連絡を受けて、いよいよ修学旅行も終了となりました。
到着フロアのゲート前には、スマートフォンで撮影の準備をした保護者の方々が多数出迎えに来られていました。
安心し、うれしそうな表情で保護者と話をする姿があちこちで見られました。
コロナ禍のために3年の間、修学旅行の行先が変更されたため、今回は4年ぶりの海外への修学旅行となりました。
現地におけるコロナ対応や急激な円安の進行など、実施に向けては厳しい状況が続いていましたが、保護者の皆様のご協力、旅行社の各方面への交渉など、多くの方々のサポートの結果、無事に生徒たちは海外において貴重な体験・学習の機会を得ることが出来ました。
この場を借りて、感謝の意を申し上げます。
生徒たちには、「今回の修学旅行でたくさんの【やり残したこと・やりたかったこと】を持っておき、その気持ちをバネにして今後、さらに海外へのチャレンジを続けて欲しい」と伝えてあります。
これで修学旅行が終わったのでは無く、この体験が、生徒たちがこれからの人生において臆することなく無くグローバル社会に飛び込んでいくための、スタート地点となって欲しいと考えております。
これからも本校の教育活動にご理解・ご協力をよろしくお願いします。