２学年 学年集会が開催されました（自己分析事後指導・平和学習）

１２月９日（土）、ＧＴＥＣ４技能検定の終了後、２学年の学年集会が開催されました。

まず前半では、５日に行われた自己分析講座の振り返りとして、「進路を旅行に例えると」というテーマに基づいて、高校２年生が何を目指し、何に取り組むべきなのかを確認しました。

学年部長の先生からは、「将来の夢をかなえることは、自分の人生を幸せにすることであり、今みんなが取り組んでいる勉強などの努力は、未来の自分が幸せになるための足がかりとなる」との言葉があり、日々の学びの意味を改めて考える機会になりました。

さらに後半では、平和学習が行われました。

前日の１２月８日は、８２年前に日本軍がハワイの真珠湾を攻撃して太平洋戦争が始まった日です。

先月私たちが訪れた真珠湾では、その日だけで２４００人余りが命を落としました。

昨日は軍人や遺族の方など２５００名を超える人が真珠湾での追悼式典に参加している様子がメディアで報道されていました。

今回の平和学習ではこれらの事に触れられた後、集会の前半で「幸せな人生を求める」話を聞いたことと対比させる形で、多くの「人の死」を以て国の利益を求めるという、戦争の本質・問題点が指摘されました。

死んでしまった人はそれ以降、幸せになることが出来ないという事実、そして生徒たちは来年度には選挙権を持つことになるため、人を不幸にしない社会を作っていく責任があるのだと声をかけられていました。

２学年の生徒たちは２学期に修学旅行や進路指導講座、租税作文に学習合宿など様々な行事を体験していきます。

高校生活もあと１年余り。有意義な日々を過ごして希望の進路を実現して欲しいと思います。