学校行事
2024.11.22
2学年 AED講習会を実施しました。
11月20日(水)、2学年の生徒は、2時間のAED講習会を受講しました。
2007年4月、本校野球部の投手が試合中に打球を左胸に受け、倒れました。救急車が到着するまでの間、心肺蘇生をほどこしたことと、観戦していた救命救急士の方が学校にあったAED(自動体外式除細動器)を使用し処置したことで、生徒は意識を取り戻しました。
(https://withnews.jp/article/f0240820004qq000000000000000W02q10101qq000027253A)
入門レベルの救命法を習得すべく、本校では2年生全員を対象にAEDを含んだ心肺蘇生を実習しています。
大阪ライフサポート協会のインストラクターの方々、岸和田消防署の方々のご協力のもと、心肺蘇生の中で最も重要な胸骨圧迫とAEDの使い方について実技指導を受けました。
生徒たちは、班ごとにAEDトレーナーと訓練用人形を使用した実習に取り組みました。全身を使って胸骨圧迫を行い、しっかり声を出しながらAEDの操作手順をたどっていました。
生徒たちは今回の講習を通じて、「少しの知識と少しの勇気があれば、高校生でも救える“いのち”がある」ことを確信してくれたようです。
以下、受講した生徒の感想の一部を紹介します。
・人が倒れている時に焦ったりするかもしれないけど、少しでも頭に入っていたら焦りが緩和されると思うし、心臓マッサージやAEDの使い方をわかっているだけ助けられる命もあると感じた。
・人がいざ倒れてしまうと怖気づいて勇気のいる行動だと思い、できるような勇気を持ちたいです。
・今までAEDは存在しか知らなかったけれど、今後は使って助けたいと思いました。想像よりも簡単で誰でも使いやすくていいなと思いました。自分の理解も深まって、受講できてよかったです。
・ひとつひとつの作業がどれも大切で、周りの協力もいるし、一人の力ではなくてみんなの力があることで助けることができると改めて知りました。もしこれでその場にいたとしても助けることができるとわかって、自信がつきました。
・1人でAEDなどを使用するのではなくて、周りにいる人達と協力してすることで、大切なひとつの命を守れることがわかった。