２学年 ハワイ修学旅行（１日目）

２学年は１０月３０日（月）～１１月３日（金）の日程で、ハワイ・ホノルル方面への修学旅行を行っています。

１０月３０日（月）、関西国際空港の南広場に生徒たちが集まってきました。保護者の皆様や教頭先生や２学年団の先生も見送りに来る中、引率の先生方から旅の目標についてしっかり言葉をもらい、修学旅行が始まります。

コロナ禍が続いたこともあり、今回が初の海外という生徒も多いです。出国手続きでは少し不安げな生徒も目立ちましたが、なんとか無事にクリアして飛行機に搭乗。８時間弱のフライトでハワイのオアフ島、ダニエル・Ｋ・イノウエ空港に到着しました。

空港からバスに乗り、現地ガイドさんの案内を聞きながら、ホノルル市街を観光します。生徒たちが最初にバスを降りて向かったのが、

日立のＣＭ、「この木なんの木」で有名なモアナルアガーデンです。元はハワイ王室の土地でしたが、現在は私有地となっており、日立も協力して公園が維持・管理されています。コロナ禍の影響もあって長らく休園となっていましたが、つい最近の今年９月に再び公開され、今回は無事に訪れることが出来ました。

この木、正体は南米原産のモンキーポッド（アメリカネムノキ）と呼ばれる木で、ハワイの各所に植えられています。しかしモアナルアの木は中でも特に古い木で、幹の太さも際立っています。

生徒たちは「これが【ふしぎ発見】のＣＭの木か～」と記念撮影を行ったり、木の大きさや幹の太さに感心したりしていました。

続いて生徒たちが向かったのはホノルル市街地の中心の歴史的建造物が建ち並ぶ区画です。明治天皇に面会し、ハワイの日系人形成にも影響を与えたカラカウア王が建てたイオラニ宮殿を見て、さらにその向かい側にあるのが、有名なカメハメハ大王像です。

生徒たちは有名な大王の像の前で記念写真を撮ったり、ポーズを真似してみたり、さらにカメハメハ大王の前で「かめはめ波」を出して（？）みたりと、楽しそうにしていました。ちなみに、この大王像の後ろにあるののは【アリイオラニ・ハレ】という建物で、本来はハワイ国王の宮殿として建てられたものですが、現在はハワイ州最高裁判所として利用されています。もっとも、海外ドラマファンの人には「Hawaii five-O」の本部と言った方が分かりやすいかもしれません。

次に生徒たちが向かったのは、マジックアイランド。いかにも「ハワイ」なビーチを横目に眺めながら歩いて行くと、ワイキキを代表する風景、ダイヤモンドヘッドとホテル街を一望するスポットが現れます。結婚式の記念写真の撮影場所としても人気のスポットで、今日もウェディングドレスの花嫁さんを見て、「いつかやってみたい！」といった声が上がっていました。

次はようやく昼食です。アメリカ最初の食事は、有名な【ハードロックカフェ】のハワイ店で頂きます。さすがは「ハードロックカフェ」。天井には無数のエレキギターでアーチが作られています。生徒たちは緊張しながらソフトドリンクをオーダーし、アメリカンなボリュームのチキンサンドイッチ（ハンバーガー）を楽しんでいました。

昼食後はホテルに向かいます。途中でスーパーマーケットの「ウォルマート」で買い物をします。こちらも現地で初の「お買い物」。レジの店員さんとのやりとりや、セルフレジの英文説明に苦戦する姿も見られましたが、無事に滞在中の飲み物やお土産などを買い込んでいました。

買い物のあと、いよいよ今回の宿泊先である、【ホテルヒルトン・ハワイアンビレッジ】に到着しました。ここで生徒たちは自由時間となり、広大な敷地内を散策したり、高校の「総合的学習の時間」でネイティブ教員のギブソン先生に教わった有名店で激甘アイスクリームを楽しんだりしていました。また、ホテルのプールやワイキキのビーチで泳ぐ生徒や、美しい砂浜の一角でビーチバレーを楽しんだりする姿も見られました。

今日のプログラムはこれで終了です。明日は午前中にハワイの大自然を堪能し、午後は一転してワイキキの歴史を探索しながら市街地を歩く予定です。