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海外研修

2016.11.22

語学留学報告(平成28年11月)

語学留学報告(平成28年11月)

[発信日:平成28年11月22日]

 本校1年生で「留学プログラム」を利用して、アメリカ合衆国オレゴン州セーラム市で勉強している2人の元気な報告がありました。Salem Academyで学ぶ中谷早希さん(1年A組)と、Blanchet Catholic Schoolで学ぶ椋橋秀太君(1年B組)は1年留学で6月に帰国予定です。オレゴンの現地スタッフから、毎月レポートと写真が送られてきます。今回はその一部をご紹介します。

 

◎中谷早希さん(1年A組)

 勉強面では相変わらずとっても頑張り屋さんのサキさんなので、今回学校から発表された途中報告の成績表についても、初めての成績にも関わらず大変高い評価をもらうことができました。本人にも私から「とてもよく頑張りましたね。」と褒めてあげたらとても嬉しそうに「これからも頑張ります。」とおっしゃっていました。ちなみに成績内容は、

Art、Food、Gospel(聖書)が最高点のA+、そしてBiology(生物)がA、EnglishII(ESLではない普通の英語クラス)がA-、1つだけ悪かったのが幾何学のD+でした。幾何学は、どこの学校の留学生でも同じように苦しんでいる科目です。英語だけの問題ではなく、アメリカでの数学の教え方が日本のそれとはまったく違うため、テストなどプロセスでも加点されるべき部分でも授業で理解できていないと正答することが難しいということになり、それが成績に響いてしまうようです。しかし、サキさんなりに既に今後の対策は考えているらしく、どうしたら理解力が上がるか、そして今後のテストや宿題への取り組み方などについて担当の先生に相談してみるとのことです。

 わからなくても、とにかく少しでも書いて宿題を毎回提出しているそうです。こんなに頑張る理由を知りたくなり、サキさんに本来の留学の目的について聞いてみたところ、「私は将来国際系の仕事に就きたいので、この留学での成績や英会話力というのが進路を左右する重要な要素だと思っているから、この留学中の成績を高い評価で残したい」と答えてくれました。大人しそうに見えるサキさんですが、とても明確な目的意識があることに感動しました。

サキさんならきっと目標に向かって、充実した留学生活を送り、高いスキルを身につけて帰国すると思います。

 ファミリーとの生活では、最近少しホームシックになっていたようなのですが、現地校の日本人留学担当の先生に相談したので、少しつつ落ち着いてきたようです。家の中ではディナーの時間が遅いことが多いので家庭訪問時にサキさんだけ早く6時~7時くらいの間に食べても良いという許可をもらったところ、マザーが早く作ってくれるようになったそうです。他にもファミリーに対して習慣の違いなど、ホームシックも手伝ってイライラしていたそうですが、最近英会話力が上がったので今までより長く会話が続くようになり、前よりも家にいる時間が楽しくなったそうです。

 

◎椋橋秀太君(1年B組)

 学校生活に慣れ、よくやっています。体を動かすのが好きな秀太君は前回に引き続き、ウェイトトレーニングのクラスが好きなのだそうです。ここ最近、数学の授業が少し難しくなり、毎日宿題を頑張ってこなしています。お友達の1人が計算機を使った数学問題の解き方を教えてくれて、数学の勉強にもなったし、英会話の練習にもなった、と話してくれました。英語9のクラスでは、文法、様々なトピックのリーディング、500単語以内の要約をするライティングを学んでいて、よい練習になっているようです。

 クロスカントリーの季節が終わり、時間ができて、秀太君は新しい語彙を勉強しています。来週から、水泳チームの練習が始まります。既に秀太君は水着とゴーグルを購入し、水泳の準備万端といったところです。他の男子生徒が秀太君より泳ぎが速いのではと少し心配しているようですが、頑張ると言っていました。

 ホームステイ生活も順調です。上のホストブラザーたちは大学生活とアルバイトで忙しく、夕食時に家にいるのは御両親ともう1人のブラザーのエリーで、この3人と夕食後に会話をしているそうです。クロスカントリーが終わったので、以前より食べる量が減り、ホストマザーがもっと食べるように勧めてくるようになったそうです。しかし、毎日水泳をするようになったらまたもっと食べるようになるよ、と伝えたのだと話してくれました。秀太君が今楽しみにしているのが、毎週日曜日の午後にホストブラザーと参加している、教会の若者達のスポーツのようです。たいてい、室内サッカーかバスケットボールなのですが、最近はホッケーもしたそうで、とても楽しかったとの事でした。

 感謝祭の4連休はもうすぐです。秀太君は七面鳥などの感謝祭の伝統料理を食べるのを楽しみにしています。

 

  


 


 

 

 

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