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学校行事

2018.03.10

近畿大学水産研究所(串本町)を見学しました

近畿大学水産研究所(串本町)を見学しました

[発信日:平成30年03月10日]

 3月8日(木)~9日(金)、1年生3名・2年生5名・3年生1名が和歌山県串本にある近畿大学水産研究所大島実験場の見学会に参加しました。

8日の学年末考査終了後、スクールバスで和歌山駅へ向かい、「くろしお」に乗り、約2時間半で串本に到着しました。

 

  

 

 この日は翌日の研修に備え宿泊施設の「串本ロイヤルホテル」で各々ゆっくりと過ごしました。

 

 

 

 9日はホテルで朝食を済ませた後、バスで大島実験場へと向かいました。

 

 

 

 まずチャーター船で向かったのは、近大マグロの成魚の生簀です。餌のサバを食べる様子を見学しました。マグロが1㎏成長するためには10㎏~15㎏の餌が必要となるそうです。そして、その餌となる魚は年々減少しており、新しい植物性の餌の開発を進めているとのことでした。

 

  

 

 

 

 その後、幼魚の生簀へと向かいました。

 

 

 

 幼魚の餌は近畿大学が開発したもので、食べるようになるまでいろいろと工夫がなされたそうです。1歳の幼魚はまだまだ餌を食べるのが下手とのことでした。生徒たちも餌やり体験をさせていただきました。

 

  

 

 2015年に養殖魚の漁獲高が天然魚の漁獲高を上回ったというお話もうかがい、生徒たちも驚いていました。見学会では近畿大学の澤田教授に色々な説明をしていただきました。お世話になり、ありがとうございました。

 

 

 

 大島実験場の見学の後は、トルコ記念館へと向かいました。1890年、串本の海で難破したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の将兵を村民が救助したことから始まった日本とトルコの絆にまつわる記録や映像などを見学しました。

 

  

 

  

 

  

 

 生徒たちは、本校在学中に近畿大学の様々な研究施設の見学会や、体験授業などに参加する機会があります。その中で、今回の大島実験場の見学会は隔年の実施ということで、とても貴重なものとなりました。参加した1・2年生は自分の進路について深く考えるきっかけとなったことと思います。3年生は大学進学後の自分の思い描くビジョンをさらに明確なものにする一助になったのではないでしょうか。

 

 


 

 

 

 

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