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海外研修

2018.03.15

ポートランド・ロス語学研修(6日目)

ポートランド・ロス語学研修(6日目)

[発信日:平成30年03月15日]

 語学研修6日目、日本時間03月15日(木)のポートランドからのレポートをご紹介します。

 

 ルーズベルト高校での3日目の授業です。

今日も午前中はESLのパトリック先生の授業を受けました。

今日の授業は学校の近くにあるスーパーマーケットへ見学をしに行きました。

商品の量や大きさ、品物の特徴、価格の違いなどスーパーからもアメリカ文化を学ぶことができました。

また、掲示板に掲示されている英文を書き写し、読み上げ、ライティングと発音の勉強も行いました。

 更に午前授業の途中には、とても貴重な経験をしました。

ちょうど1ヶ月前の2月14日、フロリダの高校での銃乱射事件により17名の高校生が亡くなられました。

事件からちょうど1ヶ月経った今日、アメリカ全国の高校で追悼と学生による抗議がありました。

ルーズベルト高校はポートランドでも重要な高校とみなされているため、オレゴン州知事もお見えになられており、たくさんの報道局の方もいらっしゃいました。

学生の主張、意見、抗議。学生の声というのはアメリカでは非常に大きなものと見なされ、重要視されています。州知事は一言も話さず、その学生達の声を聞きに来たのでした。

ここでも一つ、アメリカと日本の価値観の違いを直に感じることができました。

 午後は昨日と同様、日本語クラスの授業のアシストチームと現地の授業に参加するチームに分かれて授業を受けました。

 ルーズベルト高校での生活も残りあと2日。生徒は日を追うごとにアメリカの生活スタイルにも慣れ、現地の生徒とも仲良くなってきました。帰りのスーパーでは現地の生徒とお買い物を楽しむ姿も見られました。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 

 

 

 今日は昨日と同様に午前にESLのクラス、午後には日本語授業のアシスタントとシャドーイングでした。

ESLのクラスでは朝から学校近くのスーパーの中にあるスターバックスで注文の仕方を練習しました。

 その後教室に戻り、グランドでのassembly(生徒集会)に参加しました。行われたのは先月の銃乱射事件への追悼と生徒会のメンバーらしい生徒が一人づつ銃撲滅に関して意見を述べていました。そこには州知事もおられましたが州知事はその声に耳を傾けに来ただけで何かを話すというのはありませんでした。役職のある人が来られるとその方の話を聞くと思ってしまうのが我々ですが、そうではなかったようです。集会から戻ってきた後は廊下に貼ってあるポスターの一段落を書き写し、それを先生の前で読むということも行いました。

 再び教室に戻り、昨日の続きで洋楽のリスニングディクテーション、声に出しての練習を行いました。生徒たちは真剣に取り組んでおり、少しづつですが英語学習への興味が高まっているように感じました。

 午後からの日本語クラスはビンゴを使った学習でした。現地の生徒よりも本校の生徒のほうが積極性があり、自ら話しかけに行くということができていたので感心しました。その後は行内スカベンジャーハント(月曜の記事を参照)を楽しんでいました。

シャドーイングでは数学、英語、演劇、化学と様々な授業を見学したようです。

 学校が始まって3日経ち、本校の生徒たちは現地の生徒たちと写真をとるなど、たどたどしい英語ではありますが、積極的にコミュニケーションを図ろうとしています。その積極性を帰国してからも見せてほしいと思います。

 明日は午前のESLの授業の後Portland State University (PSU)の見学に行きます。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

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