学校行事
2019.07.18
近畿大学理工学部体験実習に参加しました
近畿大学理工学部体験実習に参加しました
[発信日:令和元年07月18日]
7月17日(水)、2学年理系生徒32名が近畿大学理工学部理学科化学コースでの体験学習に行ってきました。
はじめに、山口仁宏教授より、近畿大学理工学部の各学科・コースで、どのような勉強をするのか、卒業後どのような進路先(大学院・就職)で活躍しているかの説明をお聞きしました。
その後、「身近な事柄に光る有機化学はどう役立っているか」の講義を受けました。化学発光・光発光・電界発光でエネルギーを獲得する研究が行われており、生徒は身近な有機ELテレビ等がこれに当たることを知り、驚いていました。
講義を受けた後、ルミノール反応の実験実習を行って頂きました。
相対濃度による光の強さと発光時間を測定し、その結果をグラフ化することにより、考察レポートを作成しました。
通常の化学反応は、熱という形でエネルギーを放出しているのに対して、化学発光反応は、光という形でエネルギーを放出するという点での違いがよくわかりました。
また、化学実験での基本操作や留意点についても詳しくご指導頂いた上、発光色の違うルミノール反応、犯罪科学捜査に使われる血痕検出のルミノール反も体験することができ、生徒たちはとても感動していました。
生徒たちにとって、1年先の進路を考える上ですごく参考になりました。