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海外研修

2019.08.05

セブ島語学研修(8日目)

セブ島語学研修(8日目)

[発信日:令和元年08月05日]

 本校ではアメリカ合衆国オレゴン州で1年か3カ月の語学留学と14日間の語学研修を実施していますが、昨年度よりフィリピン共和国セブ島での語学研修も行っています。7/28(日)~8月10日(土)の日程で希望した22名の生徒(1年生17名、2年生5名)がセブ島語学研修に参加しています。

 

 8月4日(日)は、2日目の休日でした。昨日と同様に8時30分にホテルを出発し、学校で朝食をとりました。朝食後、本日の活動場所であるSEVEN SPRIT(NPO法人セブンスピリット)へ。

 

 

 

 セブンスピリットはフィリピンの子どもたちに音楽やスポーツを通して教育を行っているNPO法人です。セブ島は今日、美しいビーチやリゾートのイメージが強いですが、多くの人々が貧しい暮らしをしているのが現状で、約半数の子どもたちが義務教育を終えることができていないそうです。そういった子どもたちが学び、自分で道を切り開いていけるよう支援を行っているのがセブンスピリットです。

 

 

 

 セブンスピリットの活動内容を聞いた後は、セブンスピリットに通う子どもたちが住んでいる地域に行き、集落の中を歩いて回りました。戸惑っている生徒もいましたが、生活の様子を間近に見ることができ、とても貴重な経験ができたと思います。

 

  

 

  

 

    

 

 その後セブンスピリットに戻り、通っている子どもたちと昼食をとりました。生徒たちが食べたがっていたJollibeeのセットが提供され、子どもたちと食事を楽しみました。Jollibeeはフィリピンで最も有名なファーストフードです。食べ終わった生徒で、日本の手遊びを教えて子どもたちと一緒に遊んでいる生徒も見られ、英語でコミュニケーションをとることに慣れてきているように思いました。

 

  

 

 昼食後は、セブンスピリットの目の前にあるヘリテージ・オブ・セブ・モニュメントのそばで、子どもたちと様々なレクリエーションを行い交流しました。ジェスチャーゲームやグループで協力するゲームを通して盛んにコミュニケーションをとることができました。年齢が近いこともあるのか、すっかり仲良くなり、楽しい時間を過ごすことができたと思います。

 

  

 

 最後は、セブンスピリットの子どもたちによるオーケストラを鑑賞しました。生徒たちも馴染みのある曲目がほとんどで、演奏もとても上手なものでした。特に子どもたちが、「ハナミズキ」を日本語で歌った時には涙を流す生徒もいました。後半では指揮者体験をさせていただき、より距離が縮まったように感じました。11月4日に大阪で演奏会を開催するとのことで、皆是非鑑賞したいと考えているようです。

 

  

 

  

 

 本日は多くの貴重な経験をすることができました。セブンスピリットの皆さん本当にありがとうございました。

明日からはまた授業が始まります。休日でリフレッシュできたことと思いますので、切り替えて頑張ってもらいます。

 

 

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