２学年　AED講習会

２学年　AED講習会

［発信日：令和02年11月01日］

　10月30日(金)、２年生全員を対象としたＡＥＤ講習会を実施しました。大阪ライフサポート協会のインストラクターの先生方の熱心なご指導の下、５０分という限られた時間ではありましたが、感染防止対策を講じながら、心肺蘇生法の中で最も重要な胸骨圧迫とＡＥＤの使い方について実習しました。

　かつて、本校の野球部員の生徒が公式試合中に、胸に打球が当たり一時心肺停止状態になるという事故がありました。しかし適切な心肺蘇生法実施とＡＥＤの使用によって、一命を取り留めました。

　心肺蘇生法とＡＥＤの使い方を知っている人なら誰でも、もちろん高校生でも手を差し伸べられるはずです。この講習会を通じて、少しの知識と少しの勇気があれば、誰でも救える命があるということを実感してもらえたのではないでしょうか。３つのＰＵＳＨを教えて頂きました。「胸をＰＵＳＨ｣｢ＡＥＤのボタンをＰＵＳＨ｣｢あなた自身をＰＵＳＨ｣この３つのＰＵＳＨは、生徒の心にも響いたようです。

　生徒の感想より

　｢胸骨圧迫の必要な時間の長さやＡＥＤ起動の手軽さを知ることができた。人命救助における１秒の重要さや倒れた人の復活を願う人の声など印象に残る場面が多かった。もし倒れている人をみかけたら勇気を出して助けようという気持ちになれた。｣

　｢今回の講習会で最も大切なことは、ただ学ぶだけでなく、もしその場でいざ動けるかという行動力や判断力が必要ですが、最も必要なのは勇気だと学びました。人の命を助けるためには、誰かと手を取り合い、助けを求めればきっと誰かの運命を変えられるとわかりました。｣

　｢ＡＥＤがたくさんの人の命を救い、たくさんの人がこのような講習の機会を与えてもらい、心肺蘇生法やＡＥＤの使い方を学び、少しでも救える命があると良いなと思いました。｣