学校行事
2024.10.31
PTA後援会合同研修会が開催されました。
10月14日(月)、PTA後援会合同研修会が開催されました。
今年度の研修会は、「森の京都」として観光スポットとなっている、京都の丹波地方で行われました。
まずは京都の南丹市(旧美山町)の「美山かやぶきの里」を訪れました。かやぶきの里は、住民の方の努力によって日本の伝統的な農村風景が保全されています。伝統的なかやぶき屋根の建築群はもちろん、里山の中で実際に人々が農業を営みつつ生活している景観は、国際連合世界観光機関のベスト・ツーリズム・ビレッジにも認定されており、外国人観光客からも注目を集めています。私たちが訪れた時には、村の前に広がる畑に、蕎麦の白い花が一面に広がっていました。
到着の後、200年前のかやぶき民家を復元して建築された「美山民俗資料館」を見学しました。釘をいっさい使わずに建てられた建築を内側からも見ることが出来るほか、江戸時代以来、村の人々が農業や林業など暮らしの中で実際に使っていた様々な道具などが展示されています。現地ガイドの方から里での暮らしやかやぶき建築についての説明を受けた後、母屋や蔵、屋根裏などを見学しました。
資料館見学の後は自由時間となり、里の各所を散策しました。田畑や民家の所々に秋の花が咲いており、のどかな風景を楽しみながらひと時を過ごすことが出来ました。
昼食は美山町自然村にある「河鹿荘」で美山の自然が育んだ食材でのランチを頂きました。PTA会長のあいさつの後、美山の平飼い地鶏鍋など地元産の味を楽しみつつ、子どもの学校生活や進路についてなど、様々な会話が行われていました。
昼食の後、南丹市の園部町に移動しました。園部町では江戸時代創業の伝統的な京菓子処、「井筒八ッ橋本舗」を訪れました。1日1万枚以上の八ッ橋を製造できるラインを見学し、オリジナルデザインの三笠などの説明を受けた後は、おのおの家族へのお土産などを入手することが出来ました。
行程の最後は丹波地方南部の亀岡市に移動して、江戸時代の元禄年間創業の酒蔵、「大石酒造」を訪れました。蔵の方から説明を受けて酒蔵を見学した後、様々な銘柄を試飲することが出来ました。
※こちらは一部の人にとても有名な、大石酒造の従業員(?)です。(注:既婚者です)
(ご存知ない方は、「探偵・ナ○トスクープ」をお調べください)
今年度の研修会は好天にも恵まれ、保護者・教職員が楽しみながら研修を行うことが出来ました。また、PTA会員の皆様がクラス・学年を越えて交流する機会ともなり、非常に充実した研修会となりました。次年度以降も有意義な研修会を企画できればと考えておりますので、ご多忙の折とは思いますが、ぜひともご参加ください。
今後もPTA活動にご理解・ご協力をよろしくお願い致します。