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部活動

2024.06.02

自然科学部 摂津峡ハイキング 

6月2日(日)、自然科学部は、高槻市の摂津峡ハイキングに出かけました。

JR高槻駅からバスで上の口まで行き、そこから摂津峡(芥川)沿いの道を下っていくのですが、途中、川釣りの人のための駐車場にいた男性が、寒天の資料館をわざわざ我々のために開けてくださり、案内をしてくださいました。

このあたり一帯の高槻市原地区は、厳しい冷え込みによる寒暖差を利用した寒天づくりがかつては盛んだったそうで、男性の説明や展示資料で、部員たちもこの地の歴史を知ることができました。

また、近くの三好山にある芥川城跡が、かつて戦国大名・三好長慶の居城だったことから、四国・関西に散らばる他の「長慶ゆかりの地」とともに、三好長慶を「NHK大河ドラマに!」という誘致活動も地元の人たちが行っているそうです。

摂津峡は、大小の奇岩が連なる美しい渓谷で、部員たちは、夫婦岩や白滝などの景観を存分に楽しんでいました。

三好長慶像のある摂津峡公園で昼食を摂った後、徒歩で「高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)」に向かい、芥川に棲む魚の生態展示や、鳥類、哺乳類、爬虫類、昆虫などの標本展示を鑑賞しました。

さらには高槻駅に近い「JT生命誌研究館」にも足を延ばしましたが、ここは38億年の生命の歴史を学ぶことができ、細胞やDNAに関する展示が充実しています。

そんなわけで、本物の自然あり、ミュージアムありという、自然科学部員としては贅沢で充実した1日を過ごすことができました。

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