NEWS

学校長メッセージ

2024.12.10

高2進路説明会 11月30日

本日はお忙しい中、高等学校2年生の進路説明会にご参加賜りましてご苦労様です。また、平素は本校の教育活動に厚いご支援、ご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。

今日の説明会は多くの保護者の皆様方に参加をしていただくため、利便性を鑑みて、ここ浪切ホールで開催することになりました。ご理解いただければ幸いです。 

さて、2学期もまもなく終了し、高校2年生も3分の2が終えようとしています。今学期を振り返ってみると、文化祭、ハワイ修学旅行をはじめとする様々な学校行事を大過なく実施することが出来ました。この陰には、保護者皆様方の多大なるご支援、ご協力があってのことであると深く感謝いたします。特に、ハワイ修学旅行においては、為替レートで円安の影響を受け、費用面において多額のご負担をお掛けいたしました。この場を借りて心よりお詫び申し上げます。

生徒たちは、異文化交流をはじめ、実施目的を充分に理解し、様々な体験を通して、一生忘れることのない感動と感謝の念を享受し、友人間の親睦を高め、豊かな心を育んだと思います。ご協力ありがとうございました。

お子様たちの心の成長、学力の向上はどうでしたでしょうか。多くの人は実りのある豊かな学校生活を送り、充実感、達成感を味わっていることと思います。また、中には心が豊かにならず、思うようにいかず、迷いが生じて、学習面、生活面において集中できず、じくじたる思いをしている人もいると思います。しかし、過ぎ去った日々を、過去の出来事をいくら後悔しても元に戻ることはありません。悩んで、悔やんで立ち止まっているだけでは、今の状態から脱却することはできません。大切なことは一歩先へ進むことから、初めて前向きな気持ちが生まれ、新たな目標を抱くことができると確信しています。どうか、道に迷っているお子様がおられたら、是非、担任、学年部長に相談してください。学校としても全力で解決できるように支援していきたいと思っています。

さて、学習面に関しては、いよいよ大学受験に向けた準備をしなければならない時期に差し掛かっています。年が明ければ受験生です。近畿大学特別推薦、指定校推薦試験をはじめ、学校型推薦、総合型推薦まで後1年を切っています。さらに、大学入学共通テスト、私立大学一般入試、国公立2次個別試験まで1年と数カ月です。これから、厳しい受験シーズンを迎えますが、合格への鍵は「悔いを残さない、精一杯の努力」であると確信しています。ただ、ひたすら偏差値を上げることだけに執着することなく、受験を通して、全力を尽くすことに価値をおいて、この難関を乗り越えてほしいと願っています。

さらに、お子様が掲げた目標を達成するためには、ご家庭での教育も大切です。

「親子の話し合いがよくできている家庭ほど、子どもは自分の将来に対する意識が高い」という調査結果があるように、ご家庭での対話は大切です。保護者が我が子どもに関わる姿勢は子どもの成長に合わせて4つのステージに変わっていくといわれています。

1.乳児のころは、決して肌を離さず。(常に、肌の温もりを与えてください)

2.幼児のころは、肌を離して、決して手を離さず。(常に、手を引いてあげてください)

3.思春期のころは、手を離して、決して目を離さず。(常に、見ているよと言ってください)

4.青年期には、目を離して、決して心離さず。(常に、心は一緒にあると言ってください)

「いつも、あなたの側にいるよ」という姿勢は子ども達に安心感、心に安らぎを与えます。子どもの話をよく聞いて、受け止め、基本的には肯定的にとらえてあげてください。

受験の主体はあくまでも生徒達です。保護者、教員は熱狂的な応援団です。どうか、客観的な視線で支援してあげてください。

最期に、保護者の方にお願いがあります。学校を信頼していただきたい。教職員は必死になって良い生徒になって欲しいと我が子同様に指導させていただいています。何よりも、保護者の方からのご協力が最高のサポートになります。是非、何かあれば、率直に意見を言っていただいてご協力いただければありがたいです。本人、保護者、学校 この三位一体が上手くいってこそ、よい教育が生まれると思っています。

それでは、進路担当から大学入学試験に関する全般的な説明がありますので、お聞きください。本日はご参加ありがとうございました。

NEWS一覧に戻る

カテゴリ一