学校行事
2025.03.18
近畿大学白浜水産研究所見学に行ってきました!
2025年3月13日(木)、1年生12名、2年生3名、そして4月から近畿大学農学部水産学科に進学予定の3年生1名は近畿大学白浜水産研究所見学を行いました。予定通り9時に本校を出発し、高速道路の渋滞はなかったため、予定通り10時45分に近畿大学白浜水産研究所に到着しました。
はじめに、全国の水産研究所についての紹介動画を見ました。そして、近畿大学が全国で初めて成功した完全養殖は今までの養殖技術とどのような点が異なるのかについて教えていただき、生徒たちは少しでも聞き逃さないよう真剣な表情で聞いていました。
その後、資料室にて固定処理したクロマグロの卵を見せていただきました。卵は1mm程度の大きさで、肉眼で確認するのがやっとの大きさであり、生徒たちはその小ささに驚いている様子でした。さらに、魚の種類によっては成長速度が遅かったり気温によってエサを食べなくなったりするといったデメリットを補うため、異種同士を交雑させ、新たな種類の魚を養殖しているという話を聞きました。そして、その魚の一部は身近な回転寿司店でも食べられるようになっているようで、研究の成果が実社会ですでに活かされていることに生徒たちは驚き、興味を持っている様子でした。
そして最後に、屋外のいけすを実際に見せていただきました。いけすには日焼けを防ぐための黒いネットがかけられており、単に大きく育てるだけではなく、より品質の高い魚を養殖することが求められていると実感しました。また、そこでは所長の方が質問を受けて下さる時間をつくってくださったため、生徒たちは事前に調べた養殖技術における疑問点や、今回の見学を通して疑問に感じた点を質問していました。
そして、12時に見学を終了し、とれとれ市場で昼食をとりました。生徒たちは各々が自分の好きなどんぶりやラーメンを注文しており、思う存分楽しんでいる様子でした。
今回の見学は約1時間程度であり、物足りないと感じる生徒もいたかもしれません。しかし、今回の見学を通して学んだことや感じたことを大事にし、自分の将来に活かして欲しいと思います。