３年生 「自分を大切にする生と性の教育」講演会を実施しました。

7月27日(水)３年生を対象に「自分を大切にする生と性の教育」講演会を実施しました。講師として大阪公立大学大学院看護学研究科の佐保美奈子先生をお招きしました。加えて、ピアサポーターとして大阪府立大学地域保健学域看護学類を卒業された卒業生の方にもお越し頂き、生徒へメッセージを発信して頂きました。

高校卒業後は、医療・看護系の進路に進まない限り、正しい性の知識を得られる場所はありません。性に関する情報が氾濫し、その中から正しい知識や情報を選び抜くことも困難である中、助産師の資格を持つ佐保先生からＨＩＶ・エイズの予防、性感染症について、望まない妊娠や避妊など「生と性」についてしっかりと学ぶことができました。佐保先生の情熱たっぷりの温かみのあるメッセージに生徒達も真剣に耳を傾けていました。生徒の感想文より一部ご紹介します。

・近年ＳＮＳが普及して、未知の人とつながることによっておこる性感染症が特に怖いと感じました。実際に感染者数のグラフを見ると右肩上がりになっていて、身近にも起こりうることなのかなと思いました。
・改めて性のことについて学ぶとなると、少し恥ずかしいなと思っていたけど、今回の講演で初めて知ることがたくさんで、性のことについて多くの知識を持っていないといけないと思いました。自分の気持ちや体、相手の気持ちや体についても理解して尊重することが今後の関係において大切だと感じました。
・（看護卒業生の話をきいて）軽はずみの行動などで今後の人生が大きく変わっていくことをすごく考えさせられた。女性への理解を深めていこうと思いました。もし彼女ができたら、辛いときに寄り添える人になりたいと思いました。そして友達の相談などにも乗っていきたいと思います。