海外研修
2024.03.18
ポートランド海外研修 10日目
現地は3/17(金)。
最後の休日です。本日も好天に恵まれ、初夏のような陽気でした。
今日も生徒はホストファミリーにいろいろなところに連れて行ってもらったようです。
太平洋岸の方に連れて行ってもらった生徒もいます。
生徒たちの撮る写真がだんだん上手になってきました。
食べるものもバラエティー豊かです。
明日はいよいよ「サヨナラパーティー」。明後日は日本に向けて出発です。
さて、引率教員の方は、土日は生徒たちから送られてくる情報を待ちながら、ポートランドの街を歩いています。
この何日間かで撮った写真をまとめて掲載しながらポートランドの街を紹介したいと思います。
上がスチール橋、下がバーンサイド橋です。
ポートランドの中心駅「アムトラック・ユニオンステーション。時計の上には「GO BY TRAIN」の文字が掲げられています。
先週の記事で、「ポートランドは人口65万人」と書きました。
それ自体は間違っていないのですが、周辺の都市を合わせた「ポートランド都市圏(実際にそういったくくり方があります)」で見ると、その規模は250万人程度になり、大都市ということになります。
中心地であるダウンタウンには、今も中華街(チャウイナタウン)が残ります。
日本人街はまとまった形では残っていないのですが、日系人が強制収容などの苦難の歴史を経験しながらも、この街の発展に尽くした功績は大きいと言えます。
中でもビル・内藤氏の功績は大きく、「Naito Parkway」など、通りにその名を残しています。
そんなこともあってポートランドは日本との関係が深く、札幌市と姉妹都市提携を結び、日本関連の催しも数多く開催されています。
そして、特筆すべきは「ポートランド日本庭園」です。
「日本国外にある中で最も美しく本格的な日本庭園」という評価は大げさではなく、ワシントンパーク内の広い敷地にいくつもの日本庭園が配され、素晴らしい空間が作られています。
ポートランドは、市街地に接する形で森林があり、そこに張り巡らされたトレイルを散歩して景色を楽しんだり、自然について学べたりできるように工夫されています。
日本庭園の周辺にも自然がそのままの形で残されているところがたくさんあります。
野生のウサギにも出合いました。
こちらは、日本庭園とは街をはさんだ対岸にあるMt.Tabor Parkです。
最後にポートランドで最も有名な展望場所「ピトック邸」からの景色を紹介します。
背後の山は、オレゴン州最高峰のMt.Hood(フッド山)で、標高は3425m。
ポートランドを象徴する山で、静岡県や山梨県の人にとっての富士山のような存在です(さすがにフッド山は「国を代表する山」とまでは言えませんが)。
絶景を求めて多くの人がやって来ます。
夜になると、こんな夜景が見られます。