海外研修
2024.03.19
ポートランド海外研修 11日目
現地は3/18(月)。
今日の最高気温は25℃で、ついに日本で言うところの「夏日」になりました。
天気も1日中快晴です。
私たちが帰国した後には、また雨模様となり、最高気温が11℃という日もある予報なのですが。
さて本日は、午前中はダウンタウンでのアクティビティ、午後から「さよならパーティー」の準備をして夕方にパーティーというスケージュールです。
ドーナッツを購入した時にもらえる、店員さんの帽子をかぶって皆ご機嫌です。
まずはバスでダウンタウンの大型スーパーFred Meyerでショッピングを楽しみました。
食料品から日用品、DIY用品まで売っている大きなスーパーで、生徒たちはお土産なども購入していました。
本校がポートランドでの研修を始めた2016年(それまでは、シアトルや英国で実施)のホームページの記事を見ていると「(生徒たちはアメリカの商品の)値段の安さに驚いていました」とありましたが、今は日本よりもかなり物価が高いと感じます。
円安・ドル高やコロナ禍、戦争での輸入品の高騰など様々な影響はあると思いますが、わずか8年でまったく逆の感想を持つようになっていることに驚きます。
とは言え、これまでの当地での生活で、外食の費用などは日本の倍かそれ以上であるなど、米国の物価高を実感している生徒には、それに比べてスーパーの商品は安いということも感じたようです。
また、「商品棚の最上段の高さが日本よりも高い」ということをしっかり観察している生徒もいました。
その後は、ダウンタウン内にあるポートランド州立大学(PSU)を大学生の案内で見学させてもらいました。
市街地にあるにもかかわらず、ゆったりとした空間が確保されています。
自然科学棟では、骨格標本の展示なども見られます。
グラウンドでは女子ソフトボールの練習をしていました。
大学内にボーリング場があるのも驚きです。
見学後は、食堂で、持参したもや購入したものを食べました。
学校に戻ってからは、「さよならパーティー(フェアウェルパーティー)」の準備です。
本校のポスターも貼り付けて飾り付け完成!
パーティーまで少し時間があったので、生徒たちは体育館でバレーボールを楽しんでいました。
いよいよパーティー開始。
まず初めに、5日間の英語レッスンを受け持っていただいたローレン先生から、各自に終了証が渡されました。
みんなよく頑張りました!
英語力もコミュニケーション力も格段にアップしたと思います。
次にルーズベルト高校の副校長先生から挨拶があり、全員にルーズベルト校のロゴの入った保温マグカップ、Tシャツ、帽子などがプレゼントされました。
そして、ここからは日本人生徒によるプレゼンです。
けん玉の歴史や遊び方を英語で説明した後に実演し、各自が1個ずつ持ってきたけん玉をクラスに寄贈しました。
次は「あやとり」で、これも英語で説明した後に実演し、アメリカ人生徒や家族にも実際にやってもらい、盛り上がりました。
その他、日本語の文字(ひらがな・カタカナ)を並べて単語を作るゲームなども行い、いよいよ締めくくりとなります。
章子パーカー先生のスピーチのあと、日本人生徒、教員も一人ずつスピーチを行いました。
日本人生徒のスピーチのあと、ホストファミリーのバディ(相棒)であった生徒も一言挨拶してくれました。
女子生徒は日本人もアメリカ人もスピーチの途中で号泣。
見ているこちらも感動するシーンでした。
彼ら、彼女らがこの研修で得たものは、単なる英語の力だけではなく、一生の財産になるものなのではないかと思わずにはおれません。
明日は日本に向けて出発です。