海外研修
2024.07.13
京都1日研修旅行【米国日本語研修生来日4日目】
7月12日(金)、研修4日目。
本日は、研修生と本校のホストファミリー生徒合わせて18名と引率教員で、京都に出かけてきました。
京都と言えば、外国人に紹介したい場所にはこと欠かないのですが、有名な社寺などには観光客が集中し、ゆっくりと楽しめないと思い、午前中は太秦映画村、午後はトロッコ列車(予約席)乗車というプランを立てました。
朝9時に阪急大阪梅田駅に集合し、桂駅で乗り換えて西院駅で下車、嵐電(らんでん;一部路面電車)で太秦映画村に向いました。
映画村は、近年時代劇だけでなく、特撮やアニメなど日本のポップカルチャーの展示や体験型施設にも力を入れており、外国人も日本人も楽しめるテーマパークになっています。
日米の生徒たちは、「史上最恐のお化け屋敷」や「からくり忍者屋敷」、「立体迷路忍者の砦」などのアトラクションを、英語・日本を交えて会話しながら存分に楽しんでいました。
その後、嵐電で嵐山に向い、そこから有名な「嵯峨野 竹林の小径」などを歩き、トロッコ嵐山駅へと向かいましたが、さすがにここは人が多く、しっとりとした風情を楽しむというわけにはいきません。
しかし、米国研修生の生徒たちにとっては、日本の伝統を感じてもらえる機会にはなったのではないかと思います。
トロッコ列車が走る保津川渓谷は、この時期でも列車内を通り抜ける外気がとても涼しく、車窓の美しい景色を眺めながらの乗車体験はとても快適なものでした。
トロッコの終着である亀岡駅からは、JR山陰線の馬堀駅まで歩き、そこから京都駅で乗り換えて帰阪しました。
研修も折り返し地点に来ていますが、日米の若者たちは、この短時間の中でも、とても成長が見られます。
今年3月に本校からルーズベルト校に行った時には本当におとなしく引っ込み思案にも見えたアメリカ人の生徒が、日本に来てからはとても活発に行動できていたり、本校の生徒で普段の授業ではそれほど英語が得意とは言えない子が、研修生だけでなく、見知らぬ旅行者にも積極的に英語でコミュニケーションを取っていたりするのを見ると、こういった交流の教育的効果の大きさに驚くばかりです。
明後日は高野山への研修旅行です。