2年 東北修学旅行2日目 11/2

2学年修学旅行2日目は、震災学習を行いました。

朝から体調不良者もなく、全員でおいしい朝食をいただきました。

朝食後はA•D組、B•C組の2クラスずつに分かれて気仙沼市内へ出発し、震災学習を行いました。

全2部構成で、午前と午後のプログラムをクラスごとに入れ替えて実施しました。

第1部は、気仙沼市東日本大震災遺構•伝承館にて防災減災の体験プログラムを行いました。

ここでは、津波で4階まで被災した「気仙沼向陽高校」の旧校舎を震災遺構とした建物をガイドさんの説明を聞きながら見学しました。津波により校舎内に漂流してきた車、瓦礫で覆われている各教室、初めて目の当たりにする光景に津波被害の恐ろしさを改めて感じることができました。

最後の締めくくりには、「感じたこと、伝えたいこと」として1人1人が気持ちを込めてメッセージを残しました。こちらを訪れた方々のメッセージも壁一面に残されており、多くの人の想いで溢れていました。

第2部は、地域ボランティアガイドさんの案内で被災の大きかった鹿折地区、大島地区を巡りました。

東日本大震災から11年がたちます。当時の震災の痕跡はありませんでしたが、実際にその土地を訪れガイドさんのお話を聞くことで震災の恐ろしさを感じることができました。

震災学習を終え、無事に宿泊地の「秋保温泉ホテルニュー水戸屋」に到着しました。

夕食会場に移動し、その後学年部長の前田先生から今日1日の震災学習の振り返りと、この後の行程の注意事項が説明されました。

また、生徒会会長の大島くんから明日のレクリエーションについての説明も行われました。お話の後はおまちかねの夕食をおいしく頂きました。

明日は、日本三景松島海岸のクルージングや、仙台うみの杜水族館の見学を行います。早めに休んで体調を整えてほしいと思います。